不登校のこどもとの関わり①
「フリースペース海」の時代には、主にグループ活動をしていました。
けれども、実際のところ、こどもたちの状態はひとりひとり違っていました。
ほんの小さなグループであっても、
グループの中で自分の居場所を見つけられるこどももいれば、
そうでないこどももいました。
ひとりひとりと丁寧に向かい合うために、
「スペース海」では不登校のこどもとも個別で関わっています。
こどもの状態に応じて、カウンセリングを中心にしているケースと
学習指導を中心にしているケースがあります。
こどもは学校に行けなくなる、行かなくなるとその原因、きっかけは
違っていても、みんな同じように
自分に対するマイナスのイメージを強めていきます。
私は不登校の問題の核にあるのは
「マイナスの自己イメージ」だと思っています。
でも、人間は充電式の電池。何度でも充電できる電池です。
つまづくことがことがあってもいい。
回り道をすることがあってもいい。
急がずに、ひとりひとりの歩みを見守りたいと思います。
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2009年10月13日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:不登校の部屋