小さなころの子どものイメージを離す
障がいのある子どもの子育てでは、
子どもとの小さなころの経験がトラウマになって、
「もう二度とあんな場面は経験したくない」
と思ってしまうことも少なくない。
例えば、うちの娘の場合には、
小さな頃から人混みが苦手だった。
何度か、電車に乗ることにもチャレンジした。
でも、ホームでうろうろして落ち着かない。
電車が来るまで待てない。
座席に座っていられない。
そのうちにパニック。
そんなことが2度ほどあって、
公共交通機関は使わなくなった。
たった2度のことだけど、
それだけで十分だった。
だって、車で移動すれば済むことなのだから。
でも、本当にそれでよかったのだろうか。
小さな頃の嫌な体験
↓ ↓ ↓
その場面を避けるようになる。
↓ ↓ ↓
同じ場面を経験する機会がなくなる。
↓ ↓ ↓
経験が少ないから、再チャレンジに失敗する。
そんな悪循環ができてしまうこともある。
親として、子どもとの小さな頃の失敗体験は
ずっと引きずってしまう。
でもね。
子どもは変わっていくよ。
だから、タイミングを見て、
またチャレンジすることも有効なんだ。
そうすると、
あっけにとられるくらい簡単に
クリアしてしまうこともあるんだよね。
もちろん、
それでもうまくいかないことも多い。
そしたら、
またタイミングを見てチャレンジ!
子どもは変わっていくよ。
子どもの可能性にフタをするのは、
「どうせ、できない」という親の諦めかも。
親に諦められるほど哀しいことはない。
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2014年12月11日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:発達障がいの部屋