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小さなころの子どものイメージを離す

障がいのある子どもの子育てでは、

子どもとの小さなころの経験がトラウマになって、

「もう二度とあんな場面は経験したくない」

と思ってしまうことも少なくない。

 

例えば、うちの娘の場合には、

小さな頃から人混みが苦手だった。

何度か、電車に乗ることにもチャレンジした。

でも、ホームでうろうろして落ち着かない。

電車が来るまで待てない。

座席に座っていられない。

そのうちにパニック。

 

そんなことが2度ほどあって、

公共交通機関は使わなくなった。

 

たった2度のことだけど、

それだけで十分だった。

だって、車で移動すれば済むことなのだから。

 

でも、本当にそれでよかったのだろうか。

 

小さな頃の嫌な体験

 ↓  ↓  ↓

その場面を避けるようになる。

 ↓  ↓  ↓

同じ場面を経験する機会がなくなる。

 ↓  ↓  ↓

経験が少ないから、再チャレンジに失敗する。

 

そんな悪循環ができてしまうこともある。

 

 

親として、子どもとの小さな頃の失敗体験は

ずっと引きずってしまう。

 

 

でもね。

子どもは変わっていくよ。

だから、タイミングを見て、

またチャレンジすることも有効なんだ。

 

そうすると、

あっけにとられるくらい簡単に

クリアしてしまうこともあるんだよね。

 

もちろん、

それでもうまくいかないことも多い。

そしたら、

またタイミングを見てチャレンジ!

 

子どもは変わっていくよ。

子どもの可能性にフタをするのは、

「どうせ、できない」という親の諦めかも。

 

親に諦められるほど哀しいことはない。

 

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