発達に遅れのある子どもの学習指導のポイント⑤
【障がいのある子どもの発達は階段状】
知的に遅れのある子どもの発達は階段の形によく似ている。
ひとつの課題を獲得するために、いろいろなアプローチをしても
ほとんど、変化のない時が続きます。
階段の足をのせる部分(ステップの部分)が長く続くけど、
その子どもの発達が止まってしまったのかというと、
そんなことはないんですね。
いままでテーマにしてきた課題を突然、楽々とクリアして
しまう瞬間もあります。
まるで人が変わったような変化。
例えば、たし算は増える、ひき算は減るということがなかなか納得できなくて、
タイルを使ったり、シールを使ったり、双六のようにしてみたり、
いろいろな工夫をしてみてもなかなかうまくいかなっかった子どもが、
ある日気がついたら、
普通にふつうにたし算とひき算の計算問題を解いていた、なんてことはよくあります。
だから、変化のない時も大切なんですね。
変化のない時は次の大きな変化への準備の時間。
そんな時こそ、
未来を楽しみに見守っていけるといいですね。
障がいのある子どもの発達は階段状
変化のない時は次の大きな変化への準備の時間
未来を楽しみに!
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2011年9月5日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:発達障がいの部屋