イメージ画像

発達障がいのある子どもの問題行動と孤立

相性がいいなとか、なんて相性が悪いんだろうとか、

受け入れられているなとか、なんて居心地が悪いんだろうとか。


だれでも、自分の置かれている環境を皮膚感覚で感じ取り、

不安になったり、苦しくなったり、

ちょっと楽になったり、

そんな自分の感覚に揺れながら、生きている。


スペース海の会員の年齢、発達段階は本当にさまざまだ。

そして中には、クラスで自分の居場所を無くしつつある子どももいる。


子どもたちは発達の過程で、とても優しくなる瞬間もある。

また、ひどく残酷になることもある。

家庭環境とか、友達との関係とか、そんな環境が引き金になって、

子どもたちの持っている優しさや残酷さは大きく増幅されることもある。


年齢によっては「ちょっと、みんなと違う」ことがいじめの対象になったり、

具体的ないじめまで行かなくても、

「受け入れられてない」居心地の悪さに不安になる。

そんな不安はちょっとした刺激で問題行動を引き起こす。

問題行動を起こすと、さらに居心地が悪くなる。

そして、孤立していく。


発達障がいのある子どもが小学校の高学年から孤立していくケースは多い。

そんな時、やはり教師の力量を問われる。

でも、ひとりひとりの教師にも限界がある。

もっとできることもあるかもしれないし、

もうこれ以上は無理だと思えることもあるかもしれない。


私はもっとみんながSOSを出してもいいんじゃないかと思うんだけど。

子どもも親も、そして教師もSOSを出していいんじゃないかと思う。

そして、そのSOSに対して、

みんなで思いをめぐらして、

みんなで手を差し伸べることが必要なんだと思う。


ずいぶん、話題がずれてしまったけど、

問題行動を起こして、孤立してしまう子どもにも必ず、その背景がある。

ずっと、見守って、共に悩んでいけたらと思う。

なにもできない瞬間もあるけど・・。



このエントリーを含むはてなブックマーク Buzzurlにブックマーク livedoorクリップ Yahoo!ブックマークに登録

タグ

トラックバック&コメント

この投稿のトラックバックURL:

コメントをどうぞ

このページの先頭へ