グレーゾーンの子どもたち
スペース海の会員の中には、
医療機関からはっきりと「発達障害」であると告知されている
場合もありますし、そうでない場合もあります。
非常に微妙な位置にいて、
いわゆる「ふつう」に近くて判断の難しいケースがあります。
「ふつう」に近いことが
本人や家族にとってメリットになるかというと、
決してそうとばかりは言えません。
「ふつう」に近ければ近いほど、逆にその違いが浮き彫りになり、
「なんで、もう一歩、がんばれないんだろう・・」と、
周りにいる人々に思わせてしまいます。
障がいがあるのか、ないのか、判断の難しい子どもたち、
「ふつう」に限りなく近いけれども、
なかなか集団の中ではうまくいかない子どもたち。
そんな子どもたちを
グレーゾーンの子どもたちということがあります。
そして、学習障がいのある子どももいます。
ただ、「がんばらせる」だけでは解決の道筋が見えないばかりでなく、
子ども自身のモチベーション・自信を失わせ、
自らが自らを支えるための1番の柱になる、
自己肯定感をひどく落とし込んでいくことになります。
ちょっと、変だな、育てにくいなと思ったら、
どうぞ、相談してください。
グレーゾーンの子どもほど、丁寧なケアが必要だと思います。
2014年5月11日