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母親の心を受け止めるポスト

いま抱えている問題を誰かに聞いてもらうだけで、

心ははるかに軽くなる。

みんな気がついていて、その通りなんだと思っているのに、

誰かに話を聞いてもらうことは勇気がいる。


話してしまうことを躊躇させる理由は

なにより相手を選ばなければならないこと、

そしてどこかで弱音を吐くことを良しとしない心理ではないだろうか。


不登校や障がいなど子どもの問題の相談を受けていて感じるのは、

問題の本質が不登校をしている子どもや障がいのある子どもではなく、

別のところにあるのかもしれないということである。


ずっと埋もれていた、ずっと言えずにいた母親の心の一片が

問題の核になっていることは少なくない。



悲しみやつらさを心の中に仕舞いこまない方がいい。

隠しても、隠せない。

表現してだれかに受け止めてもらうことが必要なんだと思う。



でも、年齢が上がると聞いてもらう人を見つけるのは大変だ。

悲しみや苦しみを受け止めてくれる心のポストがあるといいね。


そんなポストになれるといいなあ。

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2013年6月8日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:スペース海

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