不登校についての思い
【不登校の原因は?】
原因がはっきりしている場合、またほとんど原因らしい原因 のない場合、
ひとりひとり本当に違います。
不登校の相談を受けたとき、私のお話することは主に2つ。
1.「こどもを無理に動かそうとしない」こと。
2.「お母さん、元気でね」ということ。
こどもを無理やり動かそうとしたり、お母さんの不安が強いと、
こどもは『やっぱり、ぼくはだめなんだ』という
自分に対するマイナスのイメージを膨らませてしまいます。
人間は充電式の電池。何度でも充電できる電池です。
こども自身が
「いまは学校に行っていないけれど、わたしは けっしてダメなこどもじゃないんだ」
「いま、ゆっくりしてい ることがけっして悪いことではないんだ」
と思えるとき、こころの中にエネルギーがたまりはじめるのです。
エネルギー がたまれば、だれでも自然に動き始める瞬間が必ずあります。
あせらず、あわてずに子どもと向かい合っていきたいですね。
2014年5月11日