子どもに対する小さなありがとうを大切にしたい
だれでも、毎日感謝して、喜んで生活できたら、すばらしいですよね。
でも、現実には感謝できるような、本当に喜べるような出来事はめったに起こりません。
一生の内でも、そんな出来事はそんなにたくさんあることではありません。
私は小さなありがとうをたくさん使うようにしています。
長女真理子が胃腸の具合を悪くし、ウンチがでなくなったことがありました。
それから、あげくだしが始まって、約半年、ほとんど寝たきりのような状態になりました。
その時のことを考えると、ウンチが出ることはありがたいなと思います。
だから、トイレでおしっこが出たり、ウンチが出たりしただけでも、うちの真理子はほめられます。
ありがとうと言ってもらえます。
私は小さな、ささやかな喜び、小さなありがとうをたくさん集めることが子どもを豊かにし、
家族の力を強くすると思っています。
最近思ったことは、小さなありがとうを連発する、ささやかな喜びを集めるというのは、
トンカツにつけるパン粉だなと思いました。
一片のパン粉は本当に小さなものです。取るに足りない、小さなものです。
でも、肉のまわりにしっかりとパン粉がつくとおいしいトンカツができます。
ひょっとしたら、安い肉でもころものつけかたによってはおいしいトンカツができあがるでしょう。
一片のパン粉のような小さな喜び、小さなありがとうを集めて、
喜びのころも、ありがとうのころもにしておいしいトンカツが食べたいと思っているところです。
ころもによって、おいしくもなり、まずくもなるんですよね。
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2013年1月12日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:発達障がいの部屋