発達障がいの3つのグループ
発達障害者支援法の中では、発達障がいを大きく3つのグループに
分類しています。
ひとつは自閉症スペクトラムのグループ。
もうひとつは学習障害のグループ。
そして、注意欠陥多動性障害のグループです。
自閉症スペクトラムの人々にはコミュニケーションの障害、
社会性の障害、想像力の障害があります。
その3つを総称して、3つ組みの障害と言われます。
また、注意欠陥多動性障害(ADHD)は行動面において、
不注意、多動性、衝動性があることを指しています。
そして、学習障害(LD)は全般に知的発達に遅れは見られない
ものの、聞くこと、話すこと、読み書き、計算、推論などの
特定の能力だけ、著しく困難がある状態です。
つまり、学習面で非常に極端な凹凸がある状態です。
発達障害者支援法の中ではこれらのように、発達障がいを
大きく3つのグループに分けていますが、
自閉症スペクトラムの人がいて、
注意欠陥多動性障害の人がいて、
学習障害の人がいてというように
それぞれが全く独立したものであるかというと
そうでもありません。
3つの内の2つの症状をもっていたり、
また、3つの症状とも重複してもっているケースも少なくありません。
次回は以上のことをふまえて、
発達障がいと不登校について書いてみたいと思います。
タグ
2014年7月1日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:発達障がいの部屋