不登校の子どもの充電のために
人間はみんな、充電式の電池だと思います。
何度でも充電できる電池です。
だれでも、生きていれば、エネルギーを使う。
消耗の激しい瞬間もあります。
子どもが学校に行かなくなる時は、
電池の電気がなくなりかける時かもしれません。
でも、電気がなくなりかけたからといって、不良品ではありません。
充電式なんですから。
何度でも充電できる電池ですから。
学校に行っていないことは悪いことではありません。
たとえ、学校に行かなくなっても
「いまは学校に行っていないけれど、わたしはけっして
ダメな子どもじゃないんだ」
「いま、ゆっくりしていることがけっして悪いことでは
ないんだ」と思えるとき、
心の中にエネルギーがたまりはじめるのだと思います。
子どもがそんな思いに辿り着くためには、
「学校に行かなくてもキミの可能性はなくならないよ、未来はなくならないよ」
「キミがキミのちからで、次の一歩を踏み出すのを見守っているよ」
「焦らなくてもいいんだよ、あわてなくていいんだよ」
そんな言葉をさりげなく、かけてあげられる人が必要です。
子どもの充電器に当たる人・・・
お母さん、お父さん、またそれ以外の人の場合もあるかもしれません。
エネルギーがたまれば、だれでも必ず動き始める瞬間があります。
2013年9月15日