あの事件から20年が経った
風の子学園事件をまだ覚えている人はどれくらいいるのだろう・・
平成3年7月、広島県三原市にあった情緒障害児更正施設で
男女二人の入所者が喫煙を咎められ、コンテナに監禁されて
熱病死するという事件が起こった。
ちょうどその年の2月にフリースペース海という不登校の
子どもの居場所をスタートさせたばかりの時だった。
「情緒障害」という言葉は分かりにくい。
でも、不登校の子どもや軽度発達障がいの子どもはその対象になっていた。
1年後追悼集会で犠牲者と同世代の少女が詠んだ追悼文が忘れられない。
私たちの学校に行かない選択を大人たちはやさしく見守って下さい。
大人から見たら間違った選択に見える場合もあるかもしれません。
しかし、私たちはゆっくり時間をかけてそれに気付いて
いけると思います。
大人たち、学校社会に押し付けられたものでない、
自分の選んだ生き方をしたいのです。
そのメッセージに本当に共感しました。そして、いまでも
そのメッセージから学んでいます。
「躓いたっていいじゃないか、まわり道をしたっていいじゃないか」
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2011年7月12日 | コメントは受け付けていません。 |
カテゴリー:不登校の部屋