障がいの告知と否認
親は自分の子どもの発達に遅れのあることに気づいた時、
気づいてもまず認めたくないと思います。
私の長女が一歳をちょっと過ぎた頃、とても親しくしていた友人が
「怒らないで聞いてね・・」と飲んでる時に話しはじめました。
「娘さん、1歳過ぎたけど、何にもお話しないみたいだけど、大丈夫・・・?」
「一歳過ぎてお話できないっていうことは、ちょっと遅れがあるのかもしれないよ」
「もし、娘さんに障害があったらどうする・・・?」
私のこと、娘のことを本当に心配してくれて、そう言ってくれたんだと思います。
でも、私はまだ他人事でした。
「そうなったら、受け止めるしかないよね」と他人事のように答えました。
それからしばらくして、一歳半検診のときに、保健士の方から
「娘さんは発達に遅れがあるようです。早く専門的な機関で見てもらってください」
と告げられました。
その時はもう発達に遅れがあることは感じていたのですが、
少し遅れてはいるものの「いつか普通になる」と思っていました。
ですから、その保健婦の方のアドバイスはまったく耳に入らず、
耳に入らないどころか、腹を立てて
「大丈夫です。私ががなんとかします。」と保健士さんの話を遮り、追い返してしまいました。
子どもの障害を認めたくないんですね。
障害の告知のタイミングはとても難しいと思います。
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2011年5月6日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:スペース海