療育を通して学ぶこと
スペース海は平成6年に障がいのある子どもの個別指導を
スタートさせました。
なんと・・もう20年以上になるんですね。
でも、ひとりひとりの子どもとの関わりから学ぶことは、
うれしいことに、いまでもたくさんあります。
子どもはひとりひとり違います。
これからの可能性だって違います。
だから、ひとりひとりに出来るだけ丁寧に関わり、
ひとりひとりのできることを広げていけたらと思います。
つい先日も個別指導の途中で
「手のひらを太陽に」をとても上手に歌い始めた会員がいました。
発語はあるのですが、自発語は少ない中学生です。
でも、音程もリズムもとても正確、歌詞もかなりクリアでした。
すご~い!
発語は少なくても、
歌が上手な子どもはすくなくありません。
だからこそ、音楽療法的なアプローチも有効になってくるのでしょうね。
できないことをできるようにするという関わりではなく、
できることを見つけ、できることをさらに広げていく関わりが
大切なんだといつでも思います。
子どもたちの可能性はかぎりない。
可能性が広がらないのは私たち未熟だからではないでしょうか。
子どもたちと共に育ちたい!
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2014年5月21日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:発達障がいの部屋