イメージ画像

発達障がいのある子どもと慣性の法則

40日以上の長い夏休みの後、

子どもたちは生活のリズムの変化に戸惑う。

 

夏休み明けから、学校に行けなくなるケースは少なくないし、

発達障がいのある子どもの場合、

機嫌が悪く、理由もなくイライラしてしまうことも多い。

 

理科の力学の法則に、「慣性の法則」というのがある。

静止している物体は、力が加わらない限り静止をし続ける。

運動している物体は、力が加わらない限り等速直線運動を続ける。

という法則。

 

発達障がいのある子どもを見ていると、

その「慣性の法則」を思い浮かべることがよくある。

 

同じ状態が続いていくことが彼らには安心できること。

だから、同じ状態を続けたいと思う。

そこになんらかの力が加わる、

例えば、夏休みが終わって学校に戻るような瞬間は、

いままでの状態が壊される訳だから大変だ。

 

しばらく、新しいリズムになれるのに、時間がかかる。

この時期、こだわりの強い子どもは大変なこともある。

でも、しばらくすると、なんでもなかったようにその生活に慣れていく。

そんな見通しを持って見守れるといいなあ・・・と思っています。

 

 

 

 

このエントリーを含むはてなブックマーク Buzzurlにブックマーク livedoorクリップ Yahoo!ブックマークに登録

タグ

トラックバック&コメント

この投稿のトラックバックURL:

コメントをどうぞ

このページの先頭へ