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発達障がいの子どもへの給食指導

発達障がいのある子どもには極端な偏食の子どもがいる。

発達障がいの子どもの偏食については、以前こんな記事を書いた。

 

偏食の原因についてはケースバイケースでいろいろな原因があると思うけど、

考えられる原因としては、味・におい・食感というところだろうか。

 

発達障がいのある人の場合、感覚異常がある場合がある。

感覚異常とは、発達障がいのある人の感覚(視覚・聴覚・触角・味覚・嗅覚)が

定型発達の人とはかなり違っているということ。

 

例えば、

シャワーの水が皮膚に刺さるように痛く感じて、シャワーが苦手という人もいる。

また、特定の音に敏感に反応して、イヤーマフなしでは安心して外出できないという人もいる。

電光掲示板のようなチカチカがたまらなく気持ちいいという人もいる。

 

だから、

発達障がいのある人が食事をする時、

味・におい・食感が「ふつう」に感じているものとはかなり違っている可能性がある。

 

そのような配慮なしに、給食指導をするのは危険だと思う。

「食べ物は残さず食べるのよ」

「好き嫌いをしてはいけません」

「食べ終わるまで、昼休みになりません」

 

ただ、形だけの給食指導は先生への不信感を増し、

学校嫌いにさせるだけだと思うんだけど。

 

 

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