自閉症の「三つ組み」
自閉症の特徴として、「三つ組み」の障害と言われる。
それは、自閉症であることの診断の基準にもなっている。
三つ組みというのは
・対人関係の特異性
・コミュニケーションの障害
・こだわりと想像力の障害
以上の3つ。
( 詳しくはこちらなどを参考にしてください )
想像力の障害・・・例えば、文章を音読することは苦手ではないこどもでも、
書かれている内容を理解しているかというと、そうではない場合が多い。
特に、相手の気持ちを推測する、相手の立場に立つということが難しい。
だからこそ、ロールプレイングなどを通して、相手の気持ちを考えるトレーニングも
必要になってくる。
それは障がいのある人が社会に出てからもずっと必要なんだよね。
当事者もまわりの人も楽になるためには、そんなトレーニングを積み重ねられると
いいんだけど・・。
必要性は感じていても、実際の取り組みは多いわけではない。
スペース海ではロールプレイングの時間はない。( ホントはやりたいだけど )
でも、課題の中で、
絵を見て、どんな場面か、どんな気持ちであるかをイメージして文章化する。
そんなトレーニングはしている。
ひとつひとつ小さな気づきを積み重ねられるといいなあ。
あわてずに、あせらずに!
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2012年3月18日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:発達障がいの部屋